2010年2月23日火曜日

シンポジウム「海の緑化技術の現状と展開」

こんにちは。
早いもので、2月も最終週に入りました。

さて、2月22日(月)13:00~17:30に
特別部門の山本先生が会長をつとめる海の緑化研究会主催の
シンポジウムが開催されました。

「海の緑化技術の現状と展開~森・川・海のつながりと海洋環境」

日本や世界各地の沿岸海域における海藻群落が衰退、消滅する
「磯焼け」の問題に対しては、これまで行われてきた
ウニや植食性魚類による食害への対策のほかに
最近になって施肥の効果が大きく注目されはじめています。

海の緑化研究会では、海水中の溶存鉄の不足に着目し、
鉄鋼スラグと腐食スラグと腐食物質を混合したユニットによる
施肥(海の緑化技術)について研究開発を進め、
その効果の確認を行ってきました。

シンポジウムでは、最新の研究成果を発表するだけではなく、
海洋環境や水産関係の研究に携わる招待講演も交えながら
この「海の緑化技術」の現状と展開を考え、
本技術開発の基礎となっている
「森・川・海のつながりと海洋環境」について広く考えました。

お陰さまで当日は100名を超える皆さまにお越しいただき
盛況でした。
ご来場くださいました研究者、水産関係者等の皆さま、
ありがとうございました。
今後もネットワークを広げて研究活動してまいりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

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