2009年6月24日水曜日



幕張メッセで開催されている『第4回新エネルギー世界大会』に
瀬川研のメンバーとともに行ってまいりました 。

さっそくゼファー株式会社のブースで、
「エアドルフィン」が威風堂々展示されているのを見つけました。
おおっ、「経済産業大臣賞」受賞の金メダルがまぶしいです!

今度は、利研計器株式会社のブースでは、スクリーン上の瀬川教授を発見!
このブログのメンバーでもある内田特任准教授といっしょに
会場を見て回りました。
太陽電池についていろいろ解説してもらえラッキーです。

内田先生は、研究中の色素増感太陽電池の実験装置を展示しています。
パネルの色がシリコン結晶太陽電池と比べると、鮮やかな色あいです。
光が当たるとプロペラがくるくると回り出します。
中学時代の実験を思い出して、シュールな気分です。

見どころ満載の展示会でした。
新エネルギーの関するセミナーも盛りだくさんで、朝から夕刻まで
びっちり情報収集できて有意義でした。
皆さんもぜひ一度足を運んでみてください。

2009年6月22日月曜日

エアドルフィンが受賞!



皆さん、こんばんは。松本真由美です。

駒場キャンパスに小型風車が立っていることをご存知ですか?
これは、このブログのメンバーでもある
飯田誠特任講師が研究開発と設計に携わった「エアドルフィン」です。
1機目は2年前に本郷キャンパスに立てられていますので、
これで2機目の導入となります。

エアドルフィンは、見ての通りのスリムなボディ。
本体質量は17.5kgと超軽量です。
小型風車は、一般家庭をはじめビルの屋上、学校、山岳地帯など
様々な場所へ設置できるのが魅力です。

そして・・・、
実は先日、このエアドルフィンが先日産官学連携功労者賞表彰で
経済産業大臣賞を受賞したしました!!
やりました~。
この快挙に関係者一同、喜んでいます。

受賞の理由は、小型風車のポテンシャルを大幅に拡大したことなどが
挙げられていますが、その用途の広さには本当に驚かされます。

たとえば、海洋冒険家の堀江謙一さんのヨットにも
この風力発電システムが導入されているんですよ。
洋上での照明や無線連絡の際にエアドルフィンは大活躍!
堀江さんの夢とロマンの実現に貢献しています。

エアドルフィンについては、きっと飯田先生が
このブログでもいろいろな話を書いてくれるのではないかと思いますので、
楽しみにしてださいね!

2009年6月10日水曜日

大谷映芳さんのエコトーク



6月9日(木)に登山家でNPOアースワークスソサエティ理事長の
大谷映芳さんをエコトークショーのゲストにお招きしました。
4月からスタートした特別部門主催のエコトークショーでは、
第1回目のゲストとして映画コメンテーターのLiLiCoさんを
お迎えしています。

1回目と同様に、巻島隆雄さん(法学部3年・環境三四郎)と
石澤祥子さん(教養学部2年)がナビゲーターを務めましたが、
大谷さんに地球や自然、人間とのかかわりについて伺いました。

K2(8611m)西稜初登攀など、日本を代表する登山家でもある
大谷さんですが、人が足を踏み入れたことのない土地に
惹かれるのだそうです。
遭難しかけ、ご家族に心配をかけたこともあるようですが、
過酷な状況を乗り越えて登頂を果たした時の達成感は何ものにも
代えがたいそうです。
きっと世界観が変わってしまうのでしょうね。

辺境の地での援助活動も熱心に取り組まれていて、
現地でのさまざまなエピソードには笑いも出ました。
もちろん苦労も多いそうですが、
それ以上に現地の人の喜ぶ顔を見ると、
またがんばろうという気持ちになるそうです。

大谷さんの不屈の精神、また国境を越えた活動は
学生たちにとっては良い刺激になったようです。
アンケートからも、環境への取り組みだけでなく、
人生哲学にも共感したという声が寄せられました。

大谷さん、貴重な素晴らしいお話をありがとうございました。

2009年6月8日月曜日

しょこたんの番組ウェブサイトから~瀬川研究室

タレントの中川翔子さんの番組でも
瀬川研究室での研究内容が紹介されたことがあります。
昨年のものですが、ウェブサイトにはアーカイブとして
残されていますので、ご紹介します。

瀬川研の斉藤陽介さん、小松真さん、木下卓巳さんが
登場しました。

中川翔子のGサイエンス

2009年6月6日土曜日

瀬川教授、NHKに出演

6月6日、瀬川浩司教授がNHK教育テレビ『サイエンスZERO』に出演されました。
『ZEROスペシャル 新技術で二酸化炭素を減らせ』

瀬川教授が、SF映画のようにワープしてスタジオ登場し、
おおーと、感激。
研究開発中の色素増感太陽電池について、わかりやすく解説されました。

再生可能エネルギーの中でも太陽光発電については
固定価格買い取り制度などの政府の支援が打ち出されて以来
大きな注目が集まっていますが、
石炭火力発電の約7倍という発電コストの高さが普及拡大する上での
課題となっていました。

色素増感太陽電池は、大がかりな製造装置を必要とせず、
原料不足から価格が高騰している結晶シリコンは使わずに
安価な材料を使っています。
現在実用化に向けて、研究開発が進められており、
今後の太陽光発電の普及拡大のけん引役を担うと期待が
集まっています。

瀬川研究室の研究の進捗状況については
内田特任准教授のホームページをご覧ください。
内田聡先生ホームページ

2009年6月1日月曜日

はじめまして。

本日より、東京大学新環境エネルギー科学創成特別部門の
ブログを始めました。

これから特別部門の研究やゼミ、イベント情報などを
綴ってきたいと思います。

コメントなどもぜひお寄せください。
これからどうぞよろしくお願いいたします。