特別部門が海の緑化研究会とともに開催するシンポジウムのご案内です!
海の緑化研究会、新環境エネルギー科学創成特別部門主催
シンポジウム「海の緑化技術の展開~沿岸生態系修復による炭素固定の展望~」
日本や世界各地の沿岸海域では、海藻群落(藻場)が衰退・消失する「磯焼け」問題をはじめとする生態系破壊の問題を抱えています。藻場の修復については、従来の手法に加えて「鉄」の効果が注目され、分野を超えた幅広い協力で取り組みが進められています。
海の緑化研究会では、海水中の溶存鉄不足に着目し、鉄鋼スラグと腐食様物質を混合したユニットによる藻場再生技術(海の緑化技術)について研究開発を進め、この技術は実用レベルの段階にいたっています。一方で、藻場の修復は、単に緑化技術の実用化にとどまらず、生物多様性の保全や沿岸の生態系の修復による炭素固定へとつながる可能性をもっており、地球規模の環境問題への貢献への期待も大きくなっています。
海の緑化研究会では、研究成果の報告とともに生態系保全・生物多様性の観点から森・川・海のつながりに着目した生態系保全についてのシンポジウムを開催してきましたが、今回のシンポジウムでは、もうひとつの重要課題である地球温暖化問題の解決への寄与に焦点をあてて開催します。
日時:平成23年3月8日(火)13:00-17:40
場所:東京大学教養学部18号館ホール
プログラム:
第一部 13:10-16:20 講演(発表7件)
第ニ部 16:50-17:30 総合討論
懇親会 18:00- 駒場コミュニケーション・プラザ南館3F交流ラウンジ
参加費:シンポジウムは参加無料、懇親会参加費4000円
★詳細はこちらをご覧ください↓
http://www.komed.c.u-tokyo.ac.jp/nedo/seminar.html
★参加をご希望の方は、下記メールにて1)氏名 2)所属 3)役職(学生の場合は学年)4)連絡先(電話、メールアドレス) 5)懇親会参加の有無を明記の上、お申込みください。
申込先:ryokuka_conference@eco.c.u-tokyo.ac.jp
皆様のご参加をお待ちしております!
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