2009年7月9日木曜日

環境の世紀15

環境の世紀ともいわれる今世紀ですが、当部門でも
学生サークル環境三四郎の協力のもと
『環境の世紀』と題した講座を行っています。
今年は「水」を主な切り口として、環境問題を学び、考え、議論することで
学生たち一人ひとりが自分なりの見通しを得ることを目的としています。

まず、先生による講義を行い、そこで得られた知識をもとに
学生たちが自分たちで調べた知識をもとにした双方向的な
ゼミ形式の授業を 行っています。

4月8日(水)の工学部都市工学専攻の花木啓祐教授による
『地球、地域、人間の観点から見た水環境』の講義に始まり、
7月8日(水)の総括ゼミまで、13回にわたって今年は行われました。

『地球水循環とバーチャルウォーター:水の動きをどう見るか』
『水の動きと食料問題』
『人と水の多彩な関係』
『水の汚染について』
『世界最大の水資源ユーザー農業水利が築く水社会』
『”グローカル”とは何か:たとえば、日本の灌漑から考えよう』
『水に対する自分たちの意識を考えてみよう』
・・・等、講義のタイトルだけでも
水資源については様々な切り口があります。

家庭、ビジネス、あらゆる生産活動において
人間が生きていく上で不可欠な水。
よい水が十分にあることが人間活動にとってなにより必要なことである、
という花木教授の言葉が心に残っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿